・・・おはなしのおはなし 6 ~ 生き物のような樹/treetwin

 木のゾウさん~紙との出会いで生まれました。

tree twinは、本の中から生まれた虫が成長して大きな木のゾウになります。一緒に遊べたらいいのになあ、と思っているうちに、いろいろな展開になり、今ではこのようになりました。

ずいぶん長いこと考えていましたから、本から生まれた虫を育てたとしても本当に大きくなっているはずです。

 

手製本するうちに、ゾウさんのウンチからできた紙を知りました。手触りは暖かく、柔らかく、やさしさが満ちている紙です。その紙にも絵を描いてみたり製本に使ってみたりしましたが、柔らかくほどけていくのを修繕しながら使うのがまたまたホンワカした気持ちにしてくれます。ますます木のゾウさんにのめり込んでいるうちに、なんと成長して大人のゾウさんにするために7年以上かかりました。(笑)

 

 

いろんなところを歩いて、身近なところにも、旅先にも、不思議な空気を持った寄り添う樹というものにしばしば出会うものです。

 

大きな樹が2本、からまってしまった話をenagaにしたときに、面白い絵を描いてくれました。(2013)その絵をもとにして、生まれたtreetwinでしたが、これは、物語の中では。男の子とごめちゃんが想像した入り口の絵として残ります。実際には、この場所はもっと別の形で描くことにしました。

 

不思議な世界に特別な入り口は必要でしょうか。お話を描き込んでいくうちに、いろいろな問いかけと答えが生まれていくのを、私自身が見守るような時間を過ごしています。

 

この2本の木は、もともと他のところに生えている木の根っこから伸びてきて、ここ でまた生えてからまっちゃったというイメージでしたが、そのうちに動き回るゾウさんになりました。いろんな音を吸い込んで、また吐き出している。どんな音がするのかな。楽しいことが起こるのをいろいろ 想像します。表情豊かに語りかける2本の樹に惑わされることも。そんな想像を子供たちが笑いながら、絵にしていくのが楽しいのです。

 

 

おはなしのせかいの設計図 更新中

語り部として登場するはずだったふくろうさんがいつの間におかしな動物に変わっていった。不思議な入口は詳しくイメージしては描いての繰り返しでしたが、お話とか作ったことないので工夫してます。

 

設計図を描いているのは、登場する子たち自身だということがわかってきました。

 

家とか森とか塔、円の広場、指さし岩など、文章でメモしたり、落書きしたり、ひとつずつデザインして、配置を落書きしたり、設計図みたいにイメージしたり、そんな楽しい想像の様子を、遠くから見守るようにいしてお話を完成させていきます。

treetwinの向こうの景色というわけではなくイメージです。

はじめはこの形でした。